偏差値とは、自分が「平均」からどれくらい離れているかを表している。
平均は「全体」から出される。
その「全体」が大きく変わったら?
「偏差値」も大きく変わる。
高校受験の間は「全体」が大きく変わるってことはほぼないけどね。
でも「全体が大きく変わる瞬間」を、多くの人が経験する。
高校だ。
高校受験の間は、例えば総合模試は、色んな学力の子が受ける。
泉丘・附属志望の子から、工業高校や総合学科志望の子まで、幅広い。
でも、高校生になって受ける模試はそうじゃない。
大学進学率が6割弱。
単純に、下位4割強が受けなくなるから、
「全体」の水準が大きく変わる。
どれくらい変わるのかというと。
偏差値50で高校生になり、
そのまま上からの順位が変わらなかったとすると。
偏差値38
ってね。
図で描いてみようか。
偏差値50はちょうど真ん中。

ここから下位4割を

抜くっ

ね?
大学を志すなら、
高校生になってからが本当の正念場
だよ。