この季節になると受験生は推薦入試絡みの「志望理由書」を書くことがある。
そしてよく塾生から質問を受ける。
書いたものを「これでいいですか」と持ってくる子もいれば
「志望理由に何を書いたらいいか分かりません」
「自己PRってどう書けばいいのか分かりません」
と聞いてくる子もいる。
書けない子はもちろん、とりあえず書いた子にも言えるのは
中身が空っぽ
という点。
これはある意味、仕方ないんだよね。
この手の作文はおそらく初めてで、その書き方・アプローチの仕方をロクに教わってないから。
だからほぼ決まって僕が言うのは
「3年後、もしくはもっと大人になった時の『理想の私の姿』を考えなさい」
である。
この先変わってもいいし、多少盛ってもいい。
ただ純粋に「こうなった私、カッコいい」と思える姿を想像すること。
面倒くさいかも知れないけど、文章というのは「君のハート」がモノを言う。
そこがしっかり固まると、君の志望理由書は一気に説得力を持ち始めるよ。