うめざわ塾に「コース選択」という概念はない。
「英語だけ」「数学だけ」というのは無い。
春夏冬講習も同様である。
なぜ、このような形にしたのか。
イマドキ、選択肢が多い方がいい、というのが常識なのに。
色々理由はあるが、そのうちの1つに
「成績を上げたいから」
というのがある。
コース選択制だと、
どれだけコースを取るか、
どれだけコマを取るか、
という話になり、
つまるところ「お金」で手厚さを売ることになる。
経済力がある家庭はそれでいいかも知れないが、
そうではない家庭(もしくは教育費にそこまでかけない方針の家庭)は
「払えないのでやめときます」と。
最低限のコース・コマで通塾となると、
多くの場合、成績など上がらない。
何のために独立するのか?
言うまでもなく、
出来るだけ多くの子供に、
出来るだけ高く学力アップを実現したいから
に他ならない。
僕は塾で働いてきて、
「コース選択可能」が営業過多を呼び、
成績アップをなおざりにさせてるんじゃないか、
という答えに行き着いた。
だから「コースを選べない」のは欠点ではなく、
塾においてはむしろ長所になり得るんじゃないかな。
「選べない」のは欠点だろうか。
