うめざわ塾は土曜日、受験生のみ14〜22時としている。
間には晩ごはん休憩の30分があるだけだから、7.5時間か。
夏、彼は石川高専C判定・二水D判定だったかな。
そこからジワジワ上げて二水B判定、
先の統一テストでも二水可能圏に十分食い込んだ。
「明日、10時に来ていいですか?」
こういう事だよ。
セルフ1010だ。
入塾以来、彼の集中力は半端じゃなかった。
それでも、クラブチームがまさかの北信越まで勝ち上がったことで、
引退は一番遅かった。
しかし、その逆境を跳ね返してきた。
彼がやったのは「勉強時間を作り出す」という努力だ。
強制ではなく、常に能動的に。
僕はさっきの言葉に、特に驚かなかった。
割といつもの事だからだ。
部活があろうが、
冬前まで引退がズレ込もうが、
そんなのはただの言い訳に過ぎない。
詰まる所、
どれだけの思いを持って、
どれだけの行動を起こせるか、である。
自分は努力していると言い切れるなら、
どれだけの事をしてきたか思い返せばいい。
どれだけの行動を「自身で」起こしてきたか、
その量だけが結果を変えてくれる。
もう1人、例を挙げようか。
