若いときは特に、
他の人とは違う自分を探しがち。
星稜高校の過去問でそんな風な事が書いてあったから、
ふと書きたくなった。
僕も10代~20代前半まではそうだった。
他の人と違う自分を見つける。
それはすごくいい事だと思う。
自分に興味があるって事だから。
でも、得てして『違おう』としがち。
これは僕自身もそうだった。
「オレはアイツとは違う!こんなんだ!」
ってね。
だけど多くの若者がそう思ってる時点で
実は『他の人と同じ』という皮肉。
別に違おうとしなくていいんだ。
何かに一生懸命打ち込んでたら勝手にオリジナリティが出てくるから。
何かに熱中してたら、
そこに自分の思想が乗るから。
人の思想はそれこそ千差万別。
全く同じものは無い。
なのに何かに必死じゃない自分の出した、
表面的で似たり寄ったりな『オリジナリティ』にガッカリするんだよね。
思い返せば、
『オリジナリティ』を欲しがる時はたいてい努力してなくて、
『オリジナリティ』を出すのに必死だった気がする。
逆なんだよ。
『オリジナリティ』を見つけるのが先じゃなくて、
夢中になれる何かがあるから『他の人と違える』んだよ。
だけど大事なのは、
他の人と違う人は、
他の人と違う事を誇ってなんかない、
って事。
塾生たちには、
本気で一生楽しめる何かを見つけてほしい。
それに『オリジナリティ』が出るほど熱中出来た時、
君の人生はとんでもなくハッピーになるよ。
オリジナリティ。
