我が子が初めて自転車に乗れるようになった時のことを思い出してほしい。
僕にとったらつい3ヶ月前のムスメである。
さすがに年長さんになるから自転車は真剣にやらせよう!
と決め、休みの度に自転車をかかえて公園へ。
何度か練習してる中で「そろそろイケるんじゃないか?」という感覚があったが、
本人も怖がって「ぜったいにはなさないでね!」と言ってきたし、僕も「女の子だしケガはさせたくない」という気持ちで、
なかなか手を離す勇気が持てなかった。
「イケるかも?」と思っても絶対にコケるしね笑
だけど、離した。
見事にコケたよ。笑
防具を付けさせたから無傷だったけど。
ムスメに文句言われまくったけど、それでも「もうずっと持っててくれない」ってことを理解させた。
ムスメを自転車に乗せ、助走をつけて、手を離す。
あとは
「いけーーーーーーー!!」「こげーーーーーーーーー!!!!!」
と叫ぶ。そして
「コケたけど、さっきの上手だったよ!」「もっとこいだら、もっともっと上手になるよ!」「もう一回やろ?」
と励ます。
翌週は、こぎ始めに背中を押してあげるだけで、あとは叫び励ますのみ。
その翌週は、もう背中を押すのもやめた。
さらに翌週には、勝手に自転車で走り回るから逆にあたふた笑
さて、勉強に関しては。
親は、子が小学生の間は、ある程度しっかり手を引っ張り背中を押してあげないと、と思う。
中学生になり、その頻度や強さは意図的に減らすべきだとも思う。
でも、まだまだ中学生は放ったらかしにすると、ねぇ?笑
だけど、自分で走り出すための準備、その練習はさせてあげないと、とも。
中3生になり、親の手取り足取りがなきゃ走れないようじゃ、たとえ志望校に受かったとしてもそれは「親の頑張り」であり、
頑張った経験が少なすぎる子のその後は、、、
手を離す代わりにできることと言えば、
声を張り上げ応援し、次へ向かうために励ますことのみ。
むしろ、それこそが親の役割なんじゃないか、とすら思えるんだよね。