勉強を始める上でまずしないといけないこと。
それは「聞くこと」である。
「聞くこと」と言われると、
先生の話を聞くことだと思いがちだが、
僕の言うのはそれに限らない。
教科書に書いてあることを読む。
テキストにまとめられた箇所を読む。
これも、外からの情報を自分の中に入れるという意味では「聞くこと」と同じである。
そもそも、
何に関しての話なのか、
何を考えないといけないのか。
それが分からないと何も出来ない。
この次にするのが、
「考えること」である。
さっき聞いたことについて、
一体どういう話だったのかを考える。
全て理解できたのか。
聞きそびれはないか。
そして設定された問について考える。
分からなくたっていいから、
一生懸命考える。
一生懸命考えたら、
自分の出した答えが知りたくて仕方がなくなる。
自然と、
答え合わせをして、
合っていたらこの上なく嬉しいし、
間違っていたなら悔しくてどこでどうして間違えたかを考える。
そうならないってことは、
ちゃんと考えてなかったってことだね。
そして次の単元へ。
また「聞くこと」から始まり、
そこから「考えること」でより深まる。
だから勉強の入口である「聞くこと」が出来ないと伸びない、とさっき書いたのである。
勉強の半分は聞くことで、もう半分は考えること。
