塾生「やってたら勉強のコツって分かってくるよね」
そうだ。
勉強にはコツがある。
しかし、コツだけを教えてもらっても何も変わらない。
この受験生が偉いのは、
そのコツを自分自身で足掻きながら手にしたというところだ。
この子は当初、高校で言うと西かな~?というレベルだった。
今は二水を目指している。
合格するだけの力は十分に、十二分にある。
1年足らずでそこまで駆け上がれたのも、
もがき苦しみ考え抜き、
その中でも希望だけは捨てず、
身につけた一つ一つを大切にして来れたからである。
コツは自分の経験から身に付くものであって、
他者がどうのこうの言って身に付くものではない。
今回、400点を超えた子たちはその感覚が分かっただろうし、
惜しくもあと数点で届かなかった子たちは掴みかけただろう。
それを次は、もっと精度を上げていけばいいのである。
そうしてこそ伸び続けるのだ。
受験生は肌で分かっている。
