中3国語で習う奥の細道の一説、平泉。
教科書に本文と注釈が書かれてて、
現代語訳は無いから、
基本的には学校の授業で訳をしていくんだろう。
ただ、
出来上がった訳を読んでも
分かる人と分からない人に分かれる。
その分かれ目は、
背景知識があるかどうか。
「平泉」って言葉でピンと来る子は大丈夫。
全く何も感じない子は、
キッチリ背景知識を入れる事から始める。
と言っても、
そんな大それたモノじゃない。
源義経が頼朝に恨まれて、
奥州藤原氏の所に逃げ込んで来たけど、
藤原氏の裏切りに遭って戦いの末、
死んじゃった(らしい)って話。
これを知ってるだけで全然飲み込みが変わる。
単純に、書いてる話の意味が通じるようになる。
古典はこういうのが多い。
ほとんどは小学生で習ったり、
漫画で読んだり、
先生のいらん話を聞いてたりで、
全然変わってくる。
今、
小学生の子には色んなお話を出来るだけたくさん仕入れておいてほしいし、
中学生の子には歴史漫画だけでも読んでおいてほしい。
古典がすんなり入れば周りよりも一歩前に進めるし、
何より気持ちいい。
テストに出ないから無駄になる?
そんな知識なんかこの世にナイナイ!
古典は背景知識があるだけで変わる。
