大学進学率が50%ということは?

塾長の叫び

日本の大学進学率は50%である。




ということは、




たとえば中学の学年全員の上位半数が進学校に行き、その全員が大学進学を希望するとしたら




中学の頃に10位の人は5位に




50位の人は25位に







ならないならない笑




その逆。




10位は20位に、50位は100位になる。




成績順の下半分が抜け、代わりに上半分が他中から入ってくるから。




具体的に考えると、1学年に100人の生徒がいる中で50位だった子は、




高校に行くと自分より下の51位〜100位が抜け(この時点で50位は最下位)、




1位〜50位の実力を持った子が加わって全部で100人に戻るから




この子は99位か100位となる。




順位が変わるから偏差値もかなり変わる。




偏差値を決める「平均点」やそのレベル自体も上がるから、




偏差値50が35へ急落




ということも起こりうる。(偏差値50=ど真ん中だから、高校受験のど真ん中は大学受験の一番下)




つまり、高校受験の頃と比べて大学受験は2倍の競争となるってこと。




実際は、大学受験は全国戦な上に私立中学・中高一貫校も戦いに加わってくるから、




その競争は2倍を遥かに上回る。




めちゃくちゃ雑に計算してるけど、




高校受験と大学受験は次元が違う




というのは伝わっただろうか。

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