態度が悪い明らかにヤル気がない塾にはたまに、
そういう子が現れる。
たまに、
と言ったが、毎年一定の割合で現れる。
個別指導では特にね。
うめざわ塾にはいないけど。
いてもすぐに辞めるか、
そもそも入ってこない。笑
とは言いつつ、
会社員時代はこの手の生徒にホトホト手を焼いたものだ。
さて、
この手の生徒がはびこるのには理由がある。
講師が怒れないのだ。
心ある室長ならいいが、
そうでない人、
目の前の月謝を逃したくない人、
目の前の月謝を逃してノルマ達成出来なくなるのが怖い人、
目の前の月謝を逃して上司に怒られたくない人。
室長と言えど営業マンだ。
その気持ちは大いに分かる。
が、
間違いなくそのマインドは、
塾生にとって害悪となる。
営業的・会社的な事情から辞められては困るから、
態度が悪くても怒れない。
担当講師にも「怒らないでね」と。
長く続けてもらうために、
出来るだけ「お客様」として扱う。
話し相手であり、
ワガママを聞いてくれる存在。
それが彼らにとっての塾講師である。
だから余計にナメて、増長し、のさばる。
塾は営利組織ではあるが、
塾生を「お客様」として扱えば、
それはもはや「塾」ではない。
少なくとも僕の感覚では、ね。
塾生を「お客様」として扱うならいっそ、
「〇〇くん(さん)」じゃなく「お客様」と呼んだほうが潔いのでは?
とすら思う。笑
塾とは。
その理想と現実のギャップに苦しんでいる現場の人たち。
大丈夫。
勇気を出して。
長い目で見たら間違いなく、
激烈に怒った方がいまより上手くいくよ。
怒れない講師、怒られない生徒。
