人間、何かを決めないといけない時は必ず来る。
それが例えば受験。
どの高校に行くか、どの大学に行くか。
親じゃなく、
自分自身が決めないといけない。
そういう時に、
自分自身で決められるように、
まずはたくさんの可能性を示しておかないとな、
と思う。
「この高校行ったらこんなんなって~」
とか
「この学部だったらこんな事学んで~」
とか
「高卒で就職したらこんな感じで~」
とか。
それがいいとか悪いとかじゃなく、
1つの可能性として、
こんな感じだよ、
と伝える。
1回話しただけじゃあ何も変わらないけど、
それを何度も、
長い時間をかけて、
少しずつ、
出来るだけたくさん。
それも、
「こうしたらこうなる」
みたいなステレオタイプじゃなくて、
色んな可能性を伝える。
話しながら、
調べながら、
友達と相談しながら、
どんな道に進むのかを決めていける。
そういう風にちゃんと自分で決められた子は、
どんな道に進んだとしても、
強く歩いていける。
「目標が無い」という場合、
ほとんどは知らない事が多すぎる。
まずは知らない事を知っていく事、
いい悪い抜きにして、
「そういうのもある」という情報を得ておく事は、
決めるべき時に決めるための大切な準備になる。
決めるべき時に決められるように。
