受験はとても大切な経験だ。
大人になってもそうそう出来るものじゃない。
受験には「合格」か「不合格」かのどちらかしかない。
1年間の、もしくはもっと長い間の努力に、
白黒つける戦いなのだ。
白か黒しかつかない。
「限りなく白に近いグレー」は無い。
一応、社会人としてそれなりの経験はしてきたけど、
真に白黒つけた事ってあったかな。
失敗は何度もあったけど、
その気になればいくらでも「白に寄せる」ことは出来た。
白ではないのは明らかだけど、
致命的な黒でもない。
平たく言えば「何とかなった」ってやつだ。
大人でさえ「白か黒か」「表か裏か」「丁か半か」の機会は滅多にない。
受験生は、その全てが強制的にどちらかに振り分けられる。
「限りなく合格に近い不合格」は「不合格」でしかない。
受験は、この先に無いくらいハッキリと勝負がつく世界である。
そんな世界に身を投じて戦っている受験生たちには、
精一杯の応援をしてあげたいよね。
白か黒か。
