「これを覚えなさい」と言ったとき、
すんなり覚える子もいれば、
何時間もかかる子もいる。
その差は「頭の良い悪い」でなく「経験の差」なんだ。
さっきも言った「完璧に覚える」の経験の差。
そしてそれがそのまま、
問題集の完成スピードに繋がっていく。
すんなり覚えられる子は問題を解き進めながらある程度覚えられるし、
足りない所を「経験」を活かして埋めていける。
何時間もかかる子は問題を解いてもなかなか頭に入っていかないし、
進める事自体に時間がかかる。
そして容量オーバー、手が回らない。
同じテキストを同じ時間かけてやっても差が出てくるのは、
こういう事なんだよね。
経験の差をナメちゃいけない。
片や10年プレーヤー、それだけの時間も労力もかけてきた。
片や初心者。
スポーツ、
野球でもサッカーでもバスケでも何でもいいけど、
それをイメージすると分かりやすいんじゃない?
物心ついた時以来の10年プレーヤーが今まで通ってきた道を、
猛ダッシュで進んでいかなきゃならない。
しかしその間も、10年プレーヤーはドンドン上手くなっていく。
恐らく、初心者の猛ダッシュより、
10年プレーヤーのいつものスピードの方が速い。
それどころか、猛ダッシュしてるのに止まって見えるという。笑
さて、そうは言っても千里の道も一歩からである。
踏み出さない事には、何も始まらない。
経験の差、をナメちゃいけない。
