「楽に勉強する」となれば、いくらでも方法はある。
英語長文ならグーグル翻訳に打ち込めばいい
写真を撮るだけで数学の答えを出してくれるアプリもある
暗記系なぞ、スマホを叩けば秒で出る
やろうと思えばいくらでも楽ができるが、果たしてそれは「勉強」なのか?
言うまでもないよね。
極端な例だけど、これに似た行動を取りがちな子が多いのは事実だ。
単語 先生に聞く
日本語訳 答えだけ聞く
数学 公式を覚えて終了
暗記系 答えを写して終了
応用問題 もっと楽にする方法ないですか?
先生ならば、聞かれればいくらでも答えられるだろう。
応用問題すら公式化して覚えさせることだって可能だ。
しかし。
今の入試問題は、高校も大学も、いかにそういう勉強をしてきた子をふるい落とすか、を考えて作られている(ように見える)。
「楽な勉強」の限界値は思ったよりも低いし、それを肌で感じているからこそ
僕は塾生に「調べなさい」「読みなさい」「考えなさい」と言い続ける。