あっ!
と言う間に夏休みも終わりましたね。コロナの規制も無く、思い切り楽しめたでしょうか?
小学部はこの夏、とにかく宿題を進める!を課題に取り組んできました。そして終わった生徒から次々と別の課題に取り組み、毎日1時間の積み重ねがグン!と力になったと思います♪
今日はよく耳にするママたちの「勉強に対する考え」をテーマにしたいと思います。
子供を育てるにあたり、大切な事はモチロン勉強だけではありません。習い事も大切、いろんな場所へ連れてってあげる事も大切、友達と遊ばせる事も、おいしく栄養のある食事を与える事も大切。どれもこれも大切な事ばかり。
しかし小学校に入れば誰もがみんな等しく「勉強」します。させられます。それはもう日本だけではなく世界的に。「人間として必要な事」だからです。
それをどこまでさせるかは各個人の能力、気持ちもありますし、ご両親のお考えもあります。
ただ一つ言いたい事は
「いや〜勉強なんていいやろ〜!せんでいい!せんでいい!」
「頭悪くてもいいから元気に過ごしてくれればいいわ」
「もう宿題なんて私全然見てないし、音読も全然聞いてない笑」
というお声。
最初のゴールはまず高校受験です。小学校、中学校は地域別に学校を分けられてましたが、高校受験とはハッキリと能力別に分けられる残酷な試験ですよね。。。笑
400点以上取れればそりゃもちろん、行ける学校の幅は広くなりますし、やりたい部活の関係や、距離の関係で下げる事だってできちゃいます。
反対に100点しか取れない状態だと、行ける学校の幅は狭くなり、あの学校に行きたい!とせっかくお子さんが希望を持ったとしても叶えれるかは分かりません。
「勉強なんてせんでいい」と言い切るのはそれでもいいという事です。受験時の能力で行ける所を選ぶ…それで納得ならそれはそれでいいと思います。
ですが勝手にお子さんの能力を決めつけないでほしいとも思います。親御さんたちの自分の経験や勉強に対するネガティブな気持ちを、そのままお子さんにぶつけてしまうのは本当に勿体無い事です。
もう1点怖いのは「ヤバイ」と気付いた時。せっかく行きたいと思う高校を見つけた。でも点数が全く足りない。。。塾行かねば!!!
となっても、点数あげるどころの話ではありません。
今まで向き合ってあげなかった分の貯金は凄まじいです。
まず話が聞けません。聞く耳を持てません。集中力がありません。間違えた字をキレイに消す事ができません。イヤイヤ取り組み、全身で拒否してしまいます。
上記の事は全て小学校低学年の内に当たり前に習得すべき事です。どこまで深くやるか、進ませるかは先述のとおりそれぞれに違いますが、「やるべき事をやる」その姿勢を身に着けさせる事が大事です。
ですので、点数アップは二の次になってしまいます。
「どう教えたらいいかわからない」「難しい事は説明できない」
確かにそんな場面もありますよね。でもきちんと座る事、鉛筆をツンツンに削る事、字を丁寧に書き、間違えた字は見えなくなるまでキレイに消す。それを言ってあげるだけでもいいんです。答えは解答見ながら丸つけしてあげるだけでもいいんです。どうしても質問に答えてあげれなかったらググってもいいんです。一緒に考えて一緒に答えを探してあげたらいいんです。
できる事はたくさんあります
義務教育の間は、親御さんもとことん付き合ってあげてほしいです。ですが仕事に家事に他の兄弟の事や習い事の送迎…毎日多忙を極めている状況も理解できます。だから塾を頼ってください。塾に任せるではなく、頼ってください。
私達は親御さんと二人三脚で、一緒にお子様が成長する手助けをしたいと心から思っております。